
「積算データの共有化」を可能に
ドットウエルとデクリードが協力
全国鉄構工業協会
全国鉄構工業協会はドットウエル・ビー・エム・エスとテクリードの2社の積算ソフトを使用するファブ間において、拾い出し明細データ共有化が可能になったことを公表した。同協会の経営近代化委員会が中心となって、積算コストの削減を目的にした積算データの共有化を推進してきたもの。中間ファイルとして「全構協形式CSVファイル」を組み入れ、積算ソフトをバージョンアップして使用する。「積算データの共有化が会員間でで実現することによるコスト削減メリットは計り知れない」(全構協)とし、会員に利用を呼びかけ、同時に他のソフトメーカーへの働きかけも行っている。「全構協形式CSVファイル」を使用ファブ各社とも拾い出し明細の作成など積算作業に多大の時間を費やし、経営的負担も決して少なくないことから、業界全体としても「積算」は課題の一つとして上げられている。効率的な手段として共有化が望まれているが、ファブ各社の積算ソフトはさまざまなメーカーのものを使用しているのが実態で、しかもそれぞれ異なる形態で情報を保存していることから、積算ソフトの統一は困難とされてきた。全構協経営近代化委員会ではさまざまな問題を踏まえて検討を行った結果、「全構協形式CSVフファイル」を中間ファイルとして利用し、共有化を図ることを推進・ドットウエル・ビー・エム・エスとテクリードの2社の字技術協力を得て、このほどそれを実現させた。CSVファイルとはいわゆるテキストファイルであり、機種やアプリケーションの違いがないため、異なるアプリケーション間でのデータ交換が可能であり、これをベースにデータの並びや材種名、サイズ表記、溶接名などの仕様を定めたものが「全構協形式CSVフファイル」。同ファイルに積算ソフトメーカー各社が対応することで、ファブ各社が保有する異なる機種間でも積算拾い出し明細の受け渡しが可能になる。具体的にはCSVファイルで出力シタデータを、異なる機種を使用する他社に電子メールで送信、他社はCSVファイルで入力して受け取り、保有する積算ソフトで集計、見積もり作成などの作業を進めることが容易となる。(イメージ図参照)また積算データの受け渡し条件として、工事内訳、項目順、符号、材種略称、材質規格名、サイズ表記順、数量、溶接明細内容など統一した書式を詳細に決めているのが大きな特徴だ。全構協では会員の利用のほか、他のソフトメーカーへの働きかけを進めており、使用拡大を図りたい意向。問い合わせは同協会事務局(電話03・3667・6501)まで
鋼構造ジャーナルの申し込みは http://www.kokozo.jp/
0 件のコメント:
コメントを投稿